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- アーティスト: 中村一義,サー・E.エルガー
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2000/09/06
- メディア: CD
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前作、前々作とは大分違う印象。中村の作品の中でいろんな意味で一番「ロック」だということは間違いないでしょう。すごい速い曲やBECKみたいなオルタナっぽい曲もあればポップで聴きやすい曲もちょっととっつきにくい曲もラブソングもあり、多種多様。
誰かが用意してくれた道の上、
上手く、乗れないんだよね。
体は帰れたって、いろんな想いは、
戻る場所がないんだぜ、まぁ、こっち向いて、 (ショートホープ)
ただすべての曲に一貫して言えることは「メッセージ性」だろうか。「若者たち」への「羅針盤」と言っても過言ではないくらいだと思っています。いやマジで。
ダメだって、良くたって、なんだって、いいんだから。
今は、目の前にタネをまいて待とうぜ。
オレだって、誰だって、明日は今日、知れない。
全ての審判は、死ぬ日で充分だ。 (ピーナッツ)
13曲目「ゲルニカ」から18曲目「ロックンロール」までの流れが最高です。最強です。そして19曲目「21秒間の沈黙」を挟みつつ、ラストの「素晴らしき世界」は泣く子も黙る壮大な名曲。
今日久々に聴いたけどやっぱいいわー。
こんな陳腐な感想はあてになりませんけど、まだの人は是非。