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父と母 悔恨の手記 「少年A」 この子を生んで…… (文春文庫)

淳

酒鬼薔薇聖斗事件の被害者と加害者の保護者がそれぞれ執筆したもの。当時、2冊ともベストセラーだったようです。
不謹慎なことは重々承知ですが単純に読み物として面白かったです。オススメ。
土師守さんの「現在（当時）の法では被害者とその家族の人権は守られていない」という言葉が重かった。
そしてこの事件について自分なりに色々調べたんですが、現在でもまだ少年Aを冤罪だと主張する人たちがいることに驚きました。当の本人は完全に容疑を認めているというのに。。。なんなんだろ。
家族、命の大切さを痛々しくも再確認出来る読み物だと思いました。